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2010年8月13日金曜日

自称マーケッターたちの憂鬱

<ドラッカー>

販売とマーケティングは正反対である。
同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。

twitterでフォローしているDruckerBOTより上記文章が送られてきた。


販売は、プロモーション、販促活動によって売上拡大を
目指す。つまり、プッシュ型の活動だ。

マーケティングは、営業活動を排除して売上拡大を
目指す。つまり、プル型の活動だ。


マーケティングとは、黙っていても売れるスキームを
構築することが究極目標となる。

それゆえ、マーケティング機能を外部企業に委託しては
ならないし、委託するものじゃない。


逆に営業は代理店契約として外部に委託すれば良い。


広告代理店の活動は、前者か後者かと問われるのであれば、
売れるスキーム構築でコンサル料金(or成果報酬)を請求できるので
あれば後者になるだろうが、まぁ上述したようにマーケティング機能を
外部に委託してはならないのが前提なので、前者になるだろう。


前者としての役割は、いかに効率良くクライアント企業の営業部門を
バックアップしていくか、売りやすい環境を用意できるかに限ってくる。


今後、自称マーケッターという職種はクライアント企業がちゃんと自社内で
マーケティング活動を行うようになれば、早い段階で絶滅していくのでは
ないだろうか。


自戒の念を込めて、最近そう感じる今日この頃。

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